いただきますブログ
一次産業の現地ガイドツアー作成、ガイド養成をご検討中の皆さまへ
10月に入り、来年度予算の関係か視察、研修、コンサル等のお問い合わせが急増しております。
こちらで提供できる情報をまとめました。
少しづつ加筆していきますので不備等ご了承下さい。
ご相談いただいた場合に確認する事項
①目的
補助事業が付くので何とか事業を執行しモニターツアーを実施したい、というご相談も多くあります。
しかし、モニターツアーがゴールではありません。
何のためにツアー作りをするのかをよく考えてください。
目的によっては、観光商品ではなくイベント実施で充分な場合があります。
②責任を持って事業を継続する運営者はいるか
ガイドツアーを商品にして事業化するのに少なくとも3年はかかります。
事業(ビジネス)として継続する意思のある個人、
それを支える行政、観光協会等の協力体制はあるのかを確認してください。
今それがないのであれば、芽が出る可能性があるのか、
万が一継続できなくてもチャレンジしたいのかどうか、という整理が必要です。
事業化する予定がない場合も、ガイド養成等でお手伝いできることはあります。
サポートの流れ
開始の時期、期間、目的等によって異なってきますが、
基本かつ理想的なサポートの流れについてまとめます。
①井田の講演(講演のみ60~120分10万円、講演+ワークショップ15万円/旅費交通費別)
最大の目的は関係者の意思共有です。
事業実施するか悩んでいる段階でも有効です。
弊社の取り組みを例にご説明しますので、具体的なイメージが沸きます。
皆さんの地域で一次産業のガイドツアーに取り組むかどうかの検討材料にして下さい。
もう少しステージが進んでいる場合は、
伺った際に運営組織や目的等、事務局のご相談に無償で応じることが可能です。
②現地視察(十勝・農場ピクニック)
3つの方法があります。
A.農場ピクニック体験(5500円/人・2時間程度)
おやつツアー、お食事ツアーと2種類ありますが、食事提供も検討されているようであれば、お食事付をお勧めします。
※実際のツアーを体験したいから…と視察の旨ご連絡頂かずに参加される方もいらっしゃいます。
実際は、参加されると視察か一般観光客かはすぐにわかってしまいます(笑)
ガイドはプロなので視察であっても一般の方同様にご案内することは可能です。
視察とわかっていれば、皆さまにとって有益な情報を追加でお伝えすることができますので、事前にご連絡頂くことをお勧めします。
B.農場ピクニック+事業説明 (5500円/人+10000円/回+資料代500円/人・3時間程度)
農場ピクニックを体験して頂いた後に、その場で事業説明(60分程度)を行うプランです。
手軽にお申込み頂けるので、視察の方には非常にお勧めです。
※代表の井田による説明がご希望の場合は3万円となります。
C.畑ガイドの育て方講座(1日1万円/1~2日内容による/15名様~)
年に一度主催している講座のオーダーメイド版です。
皆さまの地域に応じた形で、研修を組み合わせて提供致します。
本格的に取り組みたい場合はこちらをお勧めいたします。
冬季の場合は屋内になりますが、グリーンシーズンの場合は農場ピクニック体験を含めて構成することが可能です。
研修内容の例
実地研修:農場ピクニック体験/必要な用具の紹介
※こんな道具が便利、などすぐに使える具体的な情報を提供します。
座学講座:畑ガイドの仕組み/ガイドツアーの運営/
※弊社の取り組みを事例にするので具体的にイメージしやすいと好評です。
ワークショップ:5W2Hを整理しよう(目的共有、ツアー概要作り)/ガイドネタを洗い出そう/テーマ別シートを作ろう/畑ガイドツアーロールプレイ
※座学だけではなく、実際に手や頭を動かし、自分の活動に落とし込んでいきます。
交流:協力農家、畑ガイド、運営スタッフによるトークショーとフリートーク
※それぞれの話を引き出すトークショーによって、自由交流の時間が有意義に活用できます。
実際に事業を運営している、いただきますカンパニーのスタッフと交流できることも好評です。
③コンサルティング(50万円~/旅費交通費別)
本気で取り組もうと決断したら、私たちには下記のお手伝いが可能です。
3~4回現地訪問します。
1回目(訪問)
ツアー商品作り:農場ピクニック同様のスタイルが適しているかはわかりません。皆さんの地域ではどのような形が良いのか、一緒に考えます。
2、3回目
ガイドマニュアル作り:何をどのように案内したらよいのか、一緒に調査し、全て紙に整理していきます。皆さんが自分で改定していけるように、作成のアドバイスをします。その中で、コアガイドの養成、運営アドバイスも行います。
※成果物→農場調査票、行程表(ガイドマニュアル)、テーマ別シート、案内ファイル
4回目
モニターツアーの実施:準備してきた内容を実際に試してみます。
※商品化に向けては、この段階で宣伝用写真を撮影することをお勧めします。
④ガイド養成(内容、料金は応相談)
さらにガイドを増やす必要が出てきた場合、その為の研修をコーディネイトすることが可能です。
同じ説明を何度も…という状況なので、取り急ぎ情報をまとめました。
随時、写真、情報を追加していきます。
検討段階で結構ですので、お気軽にお問い合わせください。
私たちは、農業を伝える応援団を伝えたいと思っています^^