いただきますブログ
【食育事業2022・報告】ビートと砂糖の授業
日本ビート糖業協会様からご協賛いただいている”ビートの食育授業”も、今年で4年目となりました。今年は、31学校50クラスにお伺いし、1,424人の子供たちと一緒に、ビートと砂糖についての授業を行いました。
※ビートの食育授業は、1~2年生用、3~4年生用、5~6年生用と、理解度に合わせて全学年分の授業テーマ内容をご用意しております。詳しくはこちらをご参照ください。
一番人気の授業は、3~4年生向け「畑から砂糖ができるまで」という授業。
ビートだけではなく、畑作4品(小麦、芋、豆、ビート)の栽培歴も学習するのが特徴です。
近年は、学校園でビートや豆、芋などを栽培したことのあるクラスが増えてきているのが印象的。
「種をまいたのはいつだったか覚えてる?」「豆は大豆でなく枝豆で食べたのか!」など、復習をしながら授業を進めています(意外に、覚えておらず、先生から「やったっしょー!」と言われちゃっているクラスもあります)。
さすが北海道!!各市町村で発行している副読本にも、栽培歴が掲載されている場合があり、「教科書に載っているのを見てみよう!」なんて、あえて、教科書を利用したりもしています。
学校の授業と普段周りにある畑とが一気につながり、授業中だけでなく、畑の横に転がっているビートの山や、砂糖工場で正に今、砂糖が作られていること、これからビニールハウスで苗作りが行われるんだ!などに興味を持ってくれました。
いただきますカンパニースタッフには大人気で?、(5~6年生は忙しいようで)申し込みが少なめの?5~6年生向け「砂糖の歴史」の授業は、今年は2クラスもお申込みがありました!
社会で勉強したばかりの戦争が、砂糖の価格&消費量に大きく関わっていることを(グラフを書くことで)実感し、授業中に「あ!分かった!!」なんて声を聞くことができました。
担任の先生から、来年度も是非、という要望も増えてきて、嬉しい限りです。
学校の自由研究でビートから砂糖を作ったり、学校新聞としてビートを取り上げていたりなど、出前授業以外でも自主的にビートについて調べようとしてくれている子供たちが増えてきたことも、嬉しい出来事でした!
子供たちから
「朝ごはんを食べないと元気になれないことがわかった」
「ビートの重さをはかるのが楽しかった」
「砂糖は甘いだけじゃなくふわふわやしっとりくさりにくくなるなどいろいろな役目があるとわかった」
「ビートが北海道でしか作られていないことを知って嬉しかった」
などなどたくさんの感想が届きました!
ビートは野菜からできていること、北海道でしか作られていないこと、
ビートの種まきから収穫までの栽培歴など、子供達にしっかり伝わっていること、授業を楽しんでくれたこと、が分かりとっても嬉しかったです。
※日本ビート糖業協会様のHPにも取り上げていただきました。
※いただきますカンパニーの食育事業について
「楽しみながら学んじゃおう!」をコンセプトに、農業にかかわりのある食育授業を展開しております。元気いっぱい楽しい畑ガイドが、企業様のご希望に沿ったプログラムをご提供しています。是非お問い合わせください。