いただきますブログ
《授業の様子》「砂糖の歴史」
いただきますカンパニーは、夏季は十勝の農家さんの畑、生産現場を見せる観光ツアー「農場ピクニック」を催行しています。しかし冬季は、畑は雪の下でゆっくりと次の春を待っています。私たちも畑のツアー「農場ピクニック」はお休みしています。
その間、地元の子供たちに、地域の農業のこと、地域の農作物のことをもっと知ってもおう!と、食育事業を実施しています。
こちらの記事では、日本ビート糖業協会様とのコラボ企画。”小学校5−6年生向けプログラム「砂糖の歴史」”をご紹介します。
このプログラムは、高学年用ということで、グラフを書いたり、日本の歴史を学んだりと、算数や社会の要素も混ぜ込んだ内容にしました。でも、それだけでは「授業」っぽくて、いただきますカンパニーらしくない?。そうだ!寸劇をしよう!!と生まれたプログラムです。今では、いただきますスタッフが一番好きなプログラムとなりました。
まずはイントロダクション。
・「いただきます」の意味
・ビートの実物大ぬいぐるみを持って重さを体感 → 当ててもらう
・1個のビートからどれくらいの砂糖が取れるのか? → 糖度(パーセンテージ)から計算してもらう
などなど
そして、いよいよ授業本題。
「砂糖の歴史の寸劇です。今日は、劇団員(いただきますスタッフのお笑い担当)を呼んでいます。」
そんな感じで、はじまり、はじまり~~。
面白おかしい寸劇に仕立てましたが?
砂糖が発見され、今の形になるまで。。。
たくさんの歴史上の人物が関係しています。
「あ!鑑真だ」「えぇナポレオン?」など、社会の歴史で習ったばかりなのか、子供達から声が上がりました。
つづきましては「数字」で見ていく、砂糖の歴史。
砂糖の価格と消費量の変遷から、理解を深めてもらいます。
昔は薬だった砂糖。
戦争のタイミングで一気に高騰する砂糖。
グラフを書くのに四苦八苦する場面もありますが、「出来事」と「数字」がピンっと頭の中でつながる瞬間です。
◯子供たちからの感想
・砂糖の歴史に興味がわいて、歴史を調べてみたくなった。
・グラフを見て、昔の砂糖がどれだけ貴重か分かった。
・砂糖やビートなどの歴史が劇や説明を聞いてよくわかりました。
・第二次世界大戦があった時に、値段や消費量が大きく変わっていたのがびっくりしました。
・グラフを描くことを通して、戦争が起こって食べる量が減り、値段が上がってしまったことが分かりました。
・サトウキビやビートが、どうやって普及したのかよくわかりました。
例年春から申し込みのお声がけをさせていただいています。是非お問合せください!