いただきますブログ
教育旅行担当の旅行会社の皆さまへ_コーディネートツアーのご案内
2019年までは小学校生や中学生の研修旅行や修学旅行で年間1~2校程度の受け入れをしてきましたが、今年は道内、道外含めなんと
13校 954名 パチパチパチ!!!
小学生から専門学校生まで多くの生徒さんにいただきますカンパニーの体験で思い出を作っていただきました。
なかでも学校様・旅行会社様のご要望を聞き、複数の体験を組みわせて約2日間コーディネートさせていただいた事例をご紹介します!!
実 施 2020年10月
人 数 約140名、4クラス
要 望 ①十勝=農業のイメージがある、十勝らしい内容にしたい ②「学習」と「体験」の両方を取り入れたい ③砂糖が畑から商品になるまで一貫して学びたい
1 日 目
修学旅行初日は午後に十勝に到着。翌日から始まる体験の導入として、まず北海道や十勝についての理解を深めるために講演を行いました。ホテル内の大きな会場にて資料をプロジェクターで投影して講演を行いました。
学校に帰っても学びを忘れないために、ワークシートも用意しました
世界の農業、北海道の農業、そして十勝の農業について学びます
説明を聞いているだけだと飽きてしまうので、最後にはクイズも!
農業ウルトラクイズは、農業運動会「アグリンピック」の室内プログラムの1つです。アグリンピックは、教育旅行・企業研修等での利用も多く、団体向けのプログラムになっています。こちらも教育旅行でおススメの内容ですので下記ページもご参考までにご覧ください!
大人でも悩んでしまうような問題も出題される中、なんと15人もの生徒さんが全問正解でした!全問正解者にはプレゼントも!とても盛り上がって1日目が終了です。
2 日 目
2日目は丸1日を通して十勝農業を体験します。
今回は3つのプログラムをクラス単位でローテーションにて体験いただきました。
①畑ガイドツアー
普段は入ることのできない本物の生産現場に畑ガイドがご案内する特別なツアー。今回はテーマが「砂糖」だったので、砂糖の原料となる「ビート」の畑や小麦畑などを中心にガイドが解説をしながらご案内をしました。
↑ 資料を使って説明
↑ 小麦畑の中にある防除畝(機械が通った道)を進みます
ひとり1つ、ビートを収穫。とうもろこしなどの収穫体験と違って、原料作物なので収穫体験をする機会はほとんどありません。初めて見るビートに興味津々の様子でした。
↑ ビートは葉っぱを含めると総重量約3キロ!
自分で収穫したビートをすりおろし、糖度を測定します。また、生のビートを試食。ほんのりした甘さ、食感は大根の様です。参加者全員、初体験!おかわりをしている生徒さんもいました。
↑ 糖度は16~17%程度でした
②ビートが砂糖になるまで(講座)
十勝には大規模な製糖工場がいくつも存在しています。この講座では、畑から収穫されたビートがどのように砂糖になるかを学びます。工場で行われている実際の作業行程についてビデオを見たり、カードゲーム形式で楽しく学びました。
③馬耕体験
十勝の開拓の歴史に欠かすことのできない「ばん馬」。昔は馬の動力を使って畑作業を行っていました。この体験では、昔の農機具を使って実際にばん馬で農作業をします。
合わせてクワで同じ作業を体験し、いかに馬の動力が人力よりも効率的だったかを体感しました。
ばん馬での農作業体験ができる場所は十勝でもほとんどないので、貴重な体験です。
3つの体験を、クラス単位で次のようなタイムスケジュールにて体験いただきました。
時 間 | 1 組 | 2 組 | 3 組 | 4 組 |
午前 | 畑ガイドツアー | 畑ガイドツアー | 馬耕体験 | ビートが砂糖になるまで |
ビートが砂糖になるまで | 馬耕体験 | |||
昼食(場所は同じ、クラス単位) |
||||
午後 |
馬耕体験 | ビートが砂糖になるまで | 畑ガイドツアー |
畑ガイドツアー |
ビートが砂糖になるまで | 馬耕体験 |
※ 畑ガイドツアー‥芽室町/その他‥帯広市
引率していた校長先生や学年主任の先生から「十勝らしい体験ができて満足」とお褒めの言葉もいただきました!
私たちは学ぶだけでなく、楽しく思い出に残るような体験を目指していプログラムの提供を行っています。
北海道十勝での教育旅行を検討されている方、行程造成にお困りの方、ぜひお問合せください!!