いただきますブログ
《授業の様子》「畑から砂糖ができるまで」
いただきますカンパニーは、夏季は十勝の農家さんの畑、生産現場を見せる観光ツアー「農場ピクニック」を催行しています。しかし冬季は、畑は雪の下でゆっくりと次の春を待っています。私たちも畑のツアー「農場ピクニック」はお休みしています。
その間、地元の子供たちに、地域の農業のこと、地域の農作物のことをもっと知ってもおう!と、食育事業を実施しています。
こちらの記事では、日本ビート糖業協会様とのコラボ企画。”小学校3−4年生向けプログラム「畑から砂糖ができるまで」”をご紹介します。このプログラムは、いただきますカンパニーが砂糖(ビート)プログラムで、一番最初に作った「畑から食卓を結ぶ」ためのプログラム。スタッフが一番大好きで、一番得意なプログラムです。
まずは、「いただきます」のことを熱く語る自己紹介。
「うちの会社の名前に、みんなの知ってる言葉、ある?よね??」
→→ 『カンパニー!』 あ、そっちじゃない方、、、
→→ 『いただきます❣️』
「どんな意味があるか知ってる?」
→→ 『命に感謝する言葉』 『作る人にありがとうって言う意味!』
「さすが!よく知ってますね!!」「でも実は、もっと深い意味があるのです」
畑から工場に運ぶ人、選別してくれる人、太陽や雨や雪だって大事、パッケージしてくれる人、買うためのお金を稼いでくれるおうちの人!!本当にたくさんの人の力を借りて「ご飯」ができています。3〜4年生になると、想像力を働かせることができるようになるので、「いただきます」の意味の解説にも、少し時間をかけさせてもらっています。
さてさて、いよいよ授業本題。
この授業の第一ステップは「ビートが畑で収穫できるまで」、栽培暦です。
そこらじゅうに「畑」がある北海道。
それらを身近に感じてもらうため、ビート以外にも。
・・十勝であれば「じゃがいも」「豆」「小麦」
・・石狩地域であれば「じゃがいも」「小麦」「お米」
地域に沿った農作物の「栽培暦」をカレンダーを使って考えてもらいます。
頭の中で、「種まき」して、「移植」して、、、、「収穫」できました!
第二ステップは、、、、、
収穫できたビートをいつも食べている砂糖にします!
こちらも、班毎のグループワークでの学習です。
相手の意見に耳を傾ける、自分の意見を相手にわかりやすく説明する。
砂糖の勉強をしながら、グループワークも学んでもらう・欲張り学習がいただきます流。
畑で収穫されたビートが、スーパーで売られている「砂糖」になりました!(頭の中で)
今まで何気なく見ていた畑、大きなトラックで運ばれているビート。
「あ!この畑、授業で習った!!」なんて、地域の畑を見る目が変わってくれたら嬉しいです?。
◯先生たちからの感想
・とてもわかりやすくて私も聞き入っていて全く負担はありませんでした。
・とてもわかりやすい授業でした。やはり、本物の「ビート」を見ながらの学習はよかったと思いました。
・北海道でとれたものがどのように食卓に届くのか今回の学習で大変勉強になりました。また子供たちの心にも残ったと思います。ありがとうございました。
・とても流れよく大切なポイントをしっかり伝えていただき分かりやすかったです。今後もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
・子ども達がビートに興味をもち作業を通して理解を深めることができていました。とても楽しかったです。ありがとうございました。
21年から、このビートの食育事業は全道展開をしております。主に石狩地方、苫小牧方面、オホーツク地方、十勝地方の小学校で実施しています。
例年春から申し込みのお声がけをさせていただいています。是非お問合せください!