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農場ピクニック_雨の日はどうなるの?
外での体験における心配事と言えば・・天気
雨予報だと、どうしても気分も下がりがち。天気予報とにらめっこをしたり、てるてる坊主を作って祈ったりする事くらいしか私たちはできません。また、遠方からの旅行ともなれば雨だからといって「また次回にしよう」とはなかなか難しいもの。体験によっては雨の日は中止になるものもありますが、せっかくの楽しみが中止になってしまうのは悲しいことなので、お客様からのキャンセルがなければ農場ピクニックは雨天決行で実施しています。(大型台風の接近など命に関わる状況を除きます)
そこで今回は雨の日のツアーの全貌をお伝えしていきます!
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雨具は傘よりカッパやポンチョをおススメしています。収穫体験がある場合は両手が空いていた方が作業がしやすい上に、傘だと近くの人に傘がぶつかったりと危険な場合もあります。
カッパやポンチョを持ってきていないという方には簡易のカッパを用意しているのでご安心ください(子ども用、大人用あり)。
足元に関しては、防疫の関係で長靴を履いていただくので問題無しです。汚れを気にせず思いっきり歩いてください。
子どもにとっては水溜まりも最高のアトラクション。
ジャバジャバと遊んでいました
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基本、ツアー内容は晴れている時と同じように実施しています。まずは畑の散策。
カッパを着て準備万端
雨の日だからこそ見られる景色もあります。
上の写真は、大雨で畝(うね:畑に作物を植えるために盛り上げた部分)と畝の間に水が溜まっている様子。他にも、雨水で濡れた葉や作物の花など、晴れの日とは違った美しさを感じる事ができることでしょう。私たちは農業のリアルな姿を見て欲しいという思いもあり、雨天時でもツアーを実施しています。
もちろん収穫体験も!雨の日のじゃがいも掘りは少々大変ですが頑張ってくれました。
ビニール手袋に軍手の二重装備
掘れたよ~
雨でも皆さん笑顔
晴れの日と同じように実施するとはいえ、当日の雨の状況、お客様の構成(小さなお子様がいらっしゃるなど)、皆様の様子を見て、ガイドの時間を短くすることもあります。外でのガイドが短くなってしまった分、雨の当たらない場所で補足の話をしたり、農場によっては農業機械が収納されている倉庫も見せていただく事もあります。
小麦の実に興味津々
うどん用とパン用の品種の違う小麦を観察中・・
大雨の時は機械もお休み・・
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収穫してきた作物を美味しくいただきましょう。
農家さんが作業に使っているハウスや倉庫をお借りする場合や、テントに雨風をしのぐための幕を張ってその中で食事を召し上がっていただきます。
実験圃場という名の家庭菜園用ハウスにて。家庭菜園にしては規模が大きいのも十勝の農家さんらしい
自分でとった作物をパクリ
雨の日だと選別や箱詰めなどの室内でできる作業を見ることができる可能性も。
また、農家さんの中には農作業をお休みする方も。そんな時はツアー中にひょこっと顔を出してくださるかもしれません。
真ん中:(有)道下広長農場のボス、公治さん。ボスには雨の日以外でも高確率で遭遇できるかも?!
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十勝は北海道の中でも晴天率の高い地域ではありますが、それでも雨の日はあります。ツアーにとっては少々やっかいな雨ですが、作物にとっては恵の雨でもあります。雨は無くてはならないものであり、美味しい作物ができるためには欠かすことが出来ません。そんなことを思いながらツアーに参加していただけると嬉しいです。スタッフはお揃いの赤いカッパを着て、晴れの日よりもテンション高めで皆様をお待ちしております!
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おまけ
十勝でも早い時は10月に雪が降ることもあります。最後のツアー、長いもほりピクニックを11月上旬に行った時はなんと一面の雪。そんな状況でも皆さま楽しんでくださいました。
ここは畑?と思ってしまいますが、畑です
雪かきをしてからの長いも掘り
苦労して掘った長いも。愛おしい視線・・