いただきますブログ
【報告】ビートの秘密をしらべよう
今年の畑クラブは、久しぶりに一般市民向け。
日本甜菜製糖株式会社・芽室製糖所様のご協賛&坂東農場さんのご協力を受け、ビートのイベントを実施しました。
今回の目的は「ビートが砂糖になるまで」を、本当に、畑から紙パックに詰められるところまでを体験してもらうこと!雨の降る中の実施となりましたが、総勢30名の皆様大集合!ではじまりはじまり。
まずはちょっぴり遠いビート畑まですたこら歩き。
坂東さんによるビート抜きのデモンストレーション。「ビート包丁」なんて見たことありますか?ビートを抜くためのとがった突起?!があるんですよ。この畑には約30万個のビートが植わってます。1人1万個ずつ抜いてくださいねーなんて言いながら、いざビート抜きチャレンジ。
抜いたビートのうち「測定」したいのだけ持って、倉庫に戻れーー。なかなかの距離なのに、おっもいのを頑張って運んだつわものもいました。
倉庫の中では、「重さ」「糖度」の測定。採れたてビートの試食も行いました。えぐみがあると言われているのですが、、、「おいしい」「甘い」「これ全部食べてよい?」子供たちに大人気。
畑で「ビートを抜く」「葉っぱをとる」「洗う」「コセットを作る」までを体験したので。。。お次は製糖工場へ大移動!!
日本甜菜製糖株式会社・芽室製糖所の小山さん&秋岡さんにバトンタッチして、広い工場を見て回りました。ビートを洗って、切って、煮出して。。。
工場内に入るときは、2重扉に入って、しっかり足裏を消毒します。
一番温度の高いお部屋にも行きました。45度?!あついー汗だく。「こんな暑い中作業されている方もいるんですか?」「定期的に確認には来ますが、ずっとこの中で作業している人はいませんよ。」「ホッ」
<参加者の感想>
ビート抜きが面白かった。
砂糖の作り方の流れがわかり、子供達にとって良い経験になりました。
ビートを生で食べれた!
工場で働いている方から実際にお話を聞けたのがよかった。
私のビートが一番糖度が高かったぞ!
泥まみれになったけど楽しかったです。
自分の家の近くの畑でとれるビートの行く末を見学できて、とても貴重な体験ができました。
砂糖の製造プロセスが見れてよかった。
<今回、収穫したビートの結果発表>
重さ(平均)2.95kg
糖度(平均)16.6%
参加者大満足のイベントになりました!
小山さん、秋岡さん、坂東さん。ありがとうございました。
ご参加いただいた皆様も、ありがとうございます。また畑で会いましょうw。
※畑クラブとは
いただきますカンパニーが創業当時から実施している子供向けの食育事業。「食べることは、生きること」を目的に、十勝に住む家族、子供達に対して、十勝だからできる畑を通したざまざまな体験を提供しています。協賛企業さまに関わりのある十勝の食材をテーマに、職としての農業に止まらず、産業としての農業を知り、地域への愛着を深めるイベント&授業を実施しています。