いただきますブログ
1/17 熊本県山都町食農観光塾で講演
熊本県山都町の食農観光塾の皆さんにお招きいただきました。
2年前に隣の南阿蘇村に講演で伺ったときの出会いから、
いつか井田を呼びたいと思いながらグリーンツーリズムの取り組みを進めていたとのこと。
人のご縁を嬉しく思います。
実際に塾生で具体的な事業計画を立て試験実施をしている段階だということだったので、
講演内容は事業の組み立て方を主体にお話させて頂きました。
・常識を疑ってみることが大事
・埋もれた人材は本当にいないのか、諦めずに探そうと思った
・ビジネスモデルの組み立て方が参考になった
・対象者によって必要なものを取捨選択、優先順位をつけることが大切とわかった
・地域の巻き込み方は、シンプルだが非常に難しいことだと思った
…など、たくさんの感想や質問を頂きました。
実際に行動されている方は、やはり感じ方が一味もふた味も違うようです。
皆さんあまりに熱心なので、話しているこちらがどんどんワクワクしていきました^^
講演はライブ。
聞く人と話す人で一緒に作っていくものだと実感します。
とにかく楽しい90分でした。
翌日はどっぷり山都町をご案内いただきました。
写真は、バンド活動をしながら有機野菜を育てるYASKI FARMのお二人。
山都町は有機農家が100軒もあって、新規就農者の研修や販路紹介などサポート体制が充実している珍しい地域。
とはいえよい土地はなかなか手に入らず、木が生えてしまった放棄地を開墾し、大変だったと明るく話す鳥越さん。
彼らに背中を押された移住者も多いというのも頷けます。
気が付けば、この2年で、熊本に来たのはもう4回目。
北海道から、こんなに何度も九州に来ることになるなんて思いもしませんでした。
きっかけは、3年前に帯広で南阿蘇村の大津愛梨さんと一緒に登壇したこと。
※写真は3年前に帯広で登壇したときのもの
愛梨さんとは、持ってるパソコンのメーカーが一緒だとか、ひょんなことから日系ハワイ人のファミリーヒストリーを追うことになったとか(笑)、妙にやることが重なる似たもの同士。母親としても通ずるところが多く、前を走るお姉さんの存在をいつも心強く思っています。そんなご縁で南阿蘇村に畑ガイドツアーを作ろうという動きが出てアドバイザーとして何度か通わせて頂くことになったのでした。せっかく来たのでと、今回も無理を言って時間を作ってもらいました。
少しでしたが近況報告し合って、お互いエネルギー補給。
北海道と九州、ずいぶん近く感じます^^
山都町の皆さん、南阿蘇の皆さん、また会いましょう!
北海道にも来てくださいね!!