畑ガイド冬の研修会・番外編。
日本甜菜製糖株式会社・芽室製糖所に行ってきました。

「工場」というからもっと化学的なイメージを持っていましたが、
甜菜（ビート）から砂糖ができるまでの行程は
「料理」です。

そんなことをまざまざと実感し、あまい砂糖が食べたくなりました。

工場見学は、無料。
対応できるスタッフがいれば、１名様から案内してくださるそうです。
１年中対応してくれるそうですが、おススメはやっぱり冬。
１０月から２月の、機械が動いている時がダイナミックで面白いですよ！！

ビートビン。
ゴロゴロ岩みたいなのが砂糖大根＝甜菜（ビート）です。

ひたすら綺麗に洗浄します。

このトゲトゲで甜菜を裁断すると。。

コセットのできあがり。
ものすごく甘くてシャキシャキした大根。
「えぐみがありますけどね」と言われましたが、まったく！！
これを７０度で９０分煮ると最初の糖液ができます。

有機物を沈殿させて取り除いた液が茶色の「精製前」
イオン交換樹脂でろ過すると、透明の「精製後」に。
精製後をなめさせてもらいました。
もちろん、あま～い。

あとは水分を飛ばして。
結晶化すると
グラニュー糖の出来上がり。

お土産にお砂糖もらっちゃいました。